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在カメルーン日本国大使館

Embassy of Japan in the Republic of Cameroon

在カメルーン日本国大使館は、チャド及び中央アフリカも兼轄しております。

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大澤大使からのご挨拶

  • 大澤勉 特命全権大使

在カメルーン日本国大使館のホームページへようこそ。
2018年10月9日に在カメルーン日本国大使として着任いたしました大澤勉(おおさわ つとむ)です。
在カメルーン大使館は、チャド、中央アフリカも兼轄しております。

日本では、カメルーンというと「サッカーの強い国」というイメージが先行しますが、カメルーンは、日本の約1.3倍の国土と約2300万人の人口を有し、天然資源や農業に適した肥沃な土地と気候に恵まれ、「アフリカの縮図」と称されるほど自然が豊かな、250以上の部族からなる多民族・多文化国家でもあります。また、カメルーンは、アフリカの国としては珍しく、フランス語と英語の二か国語が公用語で、テレビや新聞の報道も二か国語で行われており、小学校からバイリンガル教育が取り入れられています。

日本とカメルーンは、長年にわたり友好的な関係を築いてきています。2002年の日韓共同開催のワールドカップの際、大分県中津江村がカメルーン代表のキャンプ地となり、カメルーン選手団を中津江村の方々が暖かく迎え入れたエピソードをご記憶の方も多いと思います。2017年8月には、「大分・カメルーン共和国友好協会」も設立され、2018年5月には大分県日田市中津江村でカメルーンのナショナルデーの祝賀会が開催されるなど、交流が続いています。

また、カメルーンの輸出産品の第1位は原油で、第2位は木材ですが、今般、約300年ぶりに再建された興福寺中金堂の66本の柱に、2種類のカメルーン産のアフリカケヤキが使用されるなど、日本とカメルーンの間には、様々なご縁があります。
日本は、カメルーンに対して、教育、農業、中小企業支援等の分野で様々な経済協力を実施するとともに、学術研究分野での交流や、文化面での交流などにも積極的に取り組んでいます。

当館が兼轄しているチャドは、日本の約3.4倍の国土と約1400万人の人口を有し、豊富な石油資源を有する内陸国であり、また、中央アフリカは、日本の約1.7倍の国土と約500万人の人口を有する内陸国ですが、日本はチャドや中央アフリカに対して、主に国際機関と連携した経済協力の案件の実施を続けています。

私は、在ジュネーブ代表部において国連貿易開発会議(UNCTAD)を、在ウィーン代表部において国連工業開発機関(UNIDO)を担当し、アフリカをはじめとする開発途上国の問題に取り組んだ経験がありますが、今回は現地において、アフリカの開発をめぐる問題に積極的に取り組んでいきたいと考えています。

2018年5月には、佐藤外務副大臣のカメルーン、チャド、中央アフリカ訪問が行われました。
また、2019年8月には、日本で第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催される予定であり、これを契機として日本とアフリカの関係がより一層進展していくことが期待されます。

当館では、カメルーン、チャド、中央アフリカとのビジネスを考えておられる日系企業の方々に対して、情報提供などを通じて、可能な限り進出の足掛かりとなる側面支援をさせていただいており、日本と当地との経済関係がより一層強化されることを強く望んでいます。
また、当館は、カメルーン、チャド、中央アフリカの在留邦人の皆様の安全確保について優先して取り組むことが何より重要と考えており、旅行者や短期滞在の方も含め、皆様方に対する治安・安全に関する適切な情報提供に努めてまいります。

在任中、日本とカメルーン、チャド、中央アフリカとの関係を発展させるため、全力を尽くしてまいりたいと考えております。
皆様のご理解とご協力をいただければ幸いです。

在カメルーン日本国特命全権大使
大澤 勉


(略歴)1957年愛知県生まれ。東京大学経済学部卒業、ハーバード大学大学院修士号取得。
1979年外務省入省、外務省邦人保護課長、儀典総括官、在韓国大使館公使、在ヒューストン総領事、在瀋陽総領事、在ウィーン代表部大使の他、内閣衛星情報センター総務課長、国家公務員共済組合連合会常任監事などを歴任。