注意喚起:ヤウンデ市内で原因不明の出血熱発生

平成30年1月31日
1月29日,当国保健大臣は,ヤウンデ市内で原因不明の出血熱による3名の死者が発生していることを発表しました。これらはヤウンデ市内のBiyem-Assi地区およびEfoulan地区に住む同一の家族内で発生している模様です。当国の保健省は緊急対策チームを立ち上げて,原因や接触者の調査を進めています。原因についてはこれまでのところエボラウイルス疾患,マールブルグ病およびラッサ熱ではないことがわかっているものの,黄熱病やクリミア・コンゴ出血熱などの疾患については現在も調査が続けられています。  これらの出血熱は感染経路は様々ですが,感染者との接触,ダニや蚊に刺されること,ネズミからの感染などが考えられますので,万が一の感染を避けるため,高熱があったり発疹(体の赤いぶつぶつ)があったりする患者には接触せず,蚊やダニに刺されない工夫をする,ネズミなどの有害動物は駆除するなどの対策を取ってください。  この件についてご心配がある場合は大使館領事までご連絡ください。