チャド及び中央アフリカに対する緊急食料援助の実施

令和4年7月5日
7月5日、日本政府はウクライナ情勢の影響を受けて悪化したグローバルな食料安全保障への対応として、チャド及び中央アフリカを含む30か国に対して合計6,800万ドルの支援を実施することを決定しました。
 
今回の協力では、国連世界食糧計画(WFP)を通じ、中東の3か国及びアフリカの27か国を対象に、各国の必要に応じた緊急食料支援を実施します。
 
チャドにおいては、250万ドルの予算により、1万5千人の難民、国内避難民、及び帰還民に対し、緊急の食料支援が実施されます。また、4万人の児童に対し、学校給食が提供されます。
 
中央アフリカにおいては、100万ドルの予算により、1万3千人の深刻な食料不安に直面する人々に対し、必要不可欠な食料と栄養の確保のための食料支援が実施されます。
 
食料事情が厳しいチャドと中央アフリカには、7月8日に署名されたそれぞれ1.5億円と2億円の食糧援助が別途実施されます。