令和8年度対チャド無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」署名式の実施
令和8年9月11日
| 9月7日、チャド共和国の首都ウンジャメナにおいて、南大使とジャン・ノエル・ジョンティ国際連合世界食糧計画(WFP)チャド事務所代表との間で、供与額2億円(約7億3,400万CFAフラン)の無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換が行われました。 チャドでは、近隣諸国の情勢を受けた難民や帰還者の受入れ、洪水等の気候関連災害による不作、物価上昇や食料需給の逼迫など、複合的な要因により672万人が栄養不足に直面しており、対策が急務となっています。 今回の協力は、チャドの食料安全保障の確保と栄養状態の改善を目的として、WFPを通じて食糧援助を実施するものです。日本の支援により、WFPは333トンの食料を調達し、約1万6,400人の児童・生徒を含む2万3,000人以上を支援します。学校給食の提供を通じて、特に女子が学校に通い、学び続けられる環境づくりや栄養改善を後押しするほか、幼い子どもや妊産婦、授乳中の女性などを対象に、栄養不良を予防するための支援も実施します。 日本は、2025年8月に開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)において、アフリカにおける食料安全保障の強化や持続可能な農林水産業への支援に取り組むことを表明しており、今回の協力はこれを具体化するものです。また、本協力を通じて、日・チャド関係の一層の発展と、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」の達成に貢献することが期待されます。 |